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 東京都交通局 10−300R形(10-360編成)
 2005年 6月 6日 
京王線明大前→下高井戸間にて

 さすがに数が少ないからか、都営新宿線の新型車こと10−300形は来ませんでしたが・・・コチラはバッチリ撮れました。都営新宿線の異端児こと「10−300R形」です。形式名にRがあるかないかの違いですが、8両全車が編成単位で新造されたのが10−300形で先頭車のみ新型に取り替えたのが10−300R形です。“中間車が従来のままか新型か”という違いの他、“側面の緑帯の太さの違い”でも区別できるでしょう。

 今回置き換え対象となってしまった都営新宿線の10−000形は長期間にわたり製造され続けたもので、初期に製造された試作車・1次車・2次車のグループが廃車になるわけですね。言ってしまうと第1編成〜18編成が置き換え対象となりますが、それらの6両→8両編成化の際に組み込まれた中間車(3次車の一部&5次車)2両×18本=36両は新造からそんなに経っていないことから、リニューアルしてしばらく使い続けることに。
 10−300Rは先頭車2両×6=12両全て導入完了しました。とりあえず現在は暫定的措置としてこのように従来編成の先頭車のみ新型に替えた編成が6本いますが、最終的には抜き取られた中間車36両を6両ずつに分けて10−300R形先頭車と編成を組むことになるでしょう。

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