128代目トップ画像

 東武鉄道8000系「未更新車」(8189編成+2両)
 2005年 5月 4日 大山〜中板橋間にて

 126代目トップでは「リバイバル塗装」を取り上げましたが、コレが現在の8000系「未更新車」の姿です。
 東武の8000系は昭和38年にデビューし、昭和58年まで製造され続けました。その数なんと712両ということで私鉄では「最大数」を誇る形式で、東武を語る上でも欠かすことのできない電車です(笑) デビューから40年以上経ち、最近は中間サハが何両か廃車になっているものの、それ以外の廃車は全く発生していないという点でも一つの「伝説」と言えるでしょう。現在もリニューアルが進行中ですが、東上線の最新型「50000系」の登場&増備により「未更新車」が廃車になるとも予想されます。この先、一体どうなるんでしょうかね。

 この8000系は東上線の他にも伊勢崎線・日光線・野田線など本線系統でも見ることができますが、東上線でのみ8両固定編成が活躍しているところも注目すべき点でしょう。先日は8195編成が8両編成を3両編成×2本に改造&中間サハ2両が廃車になりましたが・・・この編成も同様に短編成化される可能性も否定できませんし、新造車と置き換えで廃車になるかもしれません。いずれにしても未更新8連の数は確実に減っているため、撮影はお早めに〜。
ちなみに未更新車はこのような前面小窓&LED式の行き先表示機の他、側面には行き先表示機がないことが特徴です。
 その一方で先日のリバイバル塗装車は「初期更新車」にあたり、前面小窓&「幕」が特徴ですね。ただし数が極端に少なく、東武8000系の中ではレアな部類と言えるでしょう。

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