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 国鉄207系900番台(マト71編成)
 2005年 3月14日 松戸にて

 常磐線のネタな電車シリーズ(?)の第3弾は緩行線&メトロ千代田線で活躍する207系です。これはもう、あらゆる面でファンの間では有名な電車ですね。
 そのうちの一つは国鉄の“最初で最後”のインバーター制御車であること。今でこそ当然のモノとなったインバーター制御ですが、当時は技術もまだまだでコストも高く・・・。10両編成のうち5両がモーター車なら何とかなったらしいのですが、残念ながら色々な問題により6両がモーター車となりました。さすがにそれではコストが高すぎるということで量産には至らず900番台、つまり「試作車」1本のみに終わりました。それだけに試作的要素が強いもので、編成内に数種類のインバーターを積んでおり・・・中には今となっては珍しい「富士電機」製のインバーターもあります。初期のインバーター制御車ということもあり、全体的に見てもやはり「歴史」を感じさせる音ですね。
 そんなレアな207系ですが、この日は日中はお昼寝だった模様。たまたま車庫から出てくるところを撮ることができました。それにしても“うねうね”ですなぁ(笑)

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