120代目トップ画像

 国鉄205系(ナハ45編成・現在は運用離脱)
 2004年10月24日 JR南武線武蔵小杉にて

 トップ画像もあっという間に120枚目に到達いたしました。・・・キリの良い数字の度にこんなコトを言っているんですけどね。(笑)
 そんな記念すべき(?)1枚は、久しぶりに「過去の車両」を取りあげることにしましょう。“えっ、南武線の205系はまだまだいるのでは!?”とおっしゃる人も多いかと思われますが、ポイントはこの「ナハ45編成」です。
 この編成は南武線103系の置き換えのために、山手線E231系に押し出されて南武線へやって来た元「山手線」205系です。しかし、JR東日本の205系大移動計画に変更が生じて・・・簡単に言ってしまうと、埼京線へ転属する編成が増えてしまったため先頭車が減ってしまうんですね。まあ今回の山手線205系転属計画は「短編成化」が主なので最初から先頭車が不足することくらい分かっていたためにサハ205に運転台を取り付ける改造が行われているんですが、計算上は武蔵野線にも1本“だけ”先頭車化改造車が先頭に立つ編成が入ることに。しかしながらそれでは都合が悪いということで、この原型先頭車の「ナハ45編成」に中間サハ挟み込み&モーター車のインバーター制御化等改造を施した上で武蔵野線へ転属することになり、先日運用離脱したわけですね。南武線へやって来てから、わずか1年8ヶ月間のみの活躍でした。

 なお、このナハ45編成の代わりとして先頭車化改造車が先頭に立ったナハ51編成(クハ205−1206〜)が転属、既に営業入りしている模様です。ちょうど南武線は元「山手線」205系でも原型先頭車編成11本と先頭車化改造車編成6本の両方が活躍している路線で、その南武線だからこそできた計画変更でもあるんですね。

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