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 東京急行5050系(5152F) 東急東横線・大倉山駅にて

 変わりゆく東急東横線シリーズ(?)の第3弾は東急5050系です。東急東横線としては18m車の1000系以来、そして東横線の20m車としては1986年にデビューした9000系以来の新型車です。確かに2000系(2003F)や3000系(3001F)も一時的に東横線を走ったことはあるそうですが、それは東急東横線用に造られたわけではないので除くことにしましょう。現在その2000系は田園都市線へ、3000系は目黒線へ転出しております。
 さて。その5050系ですが、第1編成とこの第2編成の2本にはデビュー記念のヘッドマークが付いています。しかし、撮りに行ったときはこの編成しか走っていなかったようで第1編成を撮ることはできませんでした。
 青で「各停」と表示しているのは幕ではなく、車両では初採用となったフルカラーLEDです。これは見やすいですし、切れにくいので気に入っています。(この写真は1/320秒で切りましたが、さすがに1/400秒以上の速さでシャッターを切ると文字が切れます)
 それにしてもこの電車、ラインカラーとヘッドマークが春らしい感じを出していると思いませんか?


 東急5050系は“東急5000系の東横線バージョン”なのですが、従来の5000系や横浜高速Y500系のマイナーチェンジ版でもあります。変更されたのは
・行き先表示機に白色LEDを使用。種別表示はフルカラーLED(見やすい上に、1/320秒でシャッターを切ってもLEDが切れません)
・車体幅を2778mm(5000系2次車〜)から2798mmへ拡幅
・イスをバネ支持式のものへ変更
・前面の車番(ここでは「5152」)の前に路線カラーを表す四角形を追加(ただし、これは5000系や5080系にも波及していくそうです)
 これらの違いについては、いずれ写真を集めてそれに関する特集を組む予定です。

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